高校生になり、親離れの欲求で一人暮らしをしたいと考える人も多いかと思います。そんな人に向けて、高校生が一人暮らしをすることはそもそも可能なのか、その際にかかる家賃などのお金、食費などを含めた費用などは自分で賄えるのか。また物件の探し方、親の説得の仕方など、具体的に方法を伝えていきたいと思います。

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高校生が一人暮らしすることは可能なのか?貸してもらえる物件はあるの?

そもそも、高校生が一人暮らしすることは可能なのかに関してです。

 

単刀直入に言いますと、結婚していない限りは親の承認無しに物件賃貸の契約を結ぶことはできません。つまり未婚の高校生の身分では、街にある賃貸ショップに行き、「部屋を借りたい」と言っても親御さんが一度も立ち会うことなしには賃貸を借りられないということですね。

 

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ですが、親御さん承認のもと、賃貸契約を結ぶということでしたら可能です。実際僕が大学生の時、とある積〇不動産の物件に住んでいたのですが、隣には高校生が住んでいたので実例があります。

 

高校生が一人暮らしする際に壁となる法律は何?

色んなサイトではき違えられているようですが、実は法律上で、「未婚の未成年」に賃貸契約を結ぶことはできないと決められているわけではないようです。

 

ではなぜ契約できないのかというと、未婚であることや未成年であることなどの複数の条件を満たしている場合、その未成年の方が契約を行ったとしても、親権者がそれを取り消しすることができます。

 

賃貸をしている会社側からすればそのようなリスクをとってまで未成年者に部屋を貸すことが実質的に考えられないため、「実質的に契約ができない」ということになっています。

(参考URL:未成年者契約の帳消し)

 

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僕は法律のエキスパートではないので断定はできないですが、合理的に考えると「未成年者契約の取り消し」があるから貸せないだけで、場合によっては物凄く心が広い大家さんと繋がりがあれば、実質的に賃貸契約を結ぶことが可能なのではないかと考えています。

 

でもそういう大家さんなんて日本中探してほぼいないので、あまり現実的ではありませんね。笑

 

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高校生が一人暮らしにかかる費用は?家賃など全て含めた金額はどれくらい?

それでは色んな条件をクリアして「物件を探せば一人暮らしが可能」という状態になったとしましょう。次に問題になってくるのは一人暮らしにかかる費用です。想像以上にお金がかかるので覚悟して見ていってください。笑

 

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この記事を読む方は大まかに分けて、地方で一人暮らししないと現実的に通えない距離に高校があるから一人暮らししたいと考える人と、とにかく一人暮らしをしたいからするという方がの2パターンの方がいると思います。

 

どちらにせよ親の支援が無ければ、一人暮らしをやっていくのは実際かなり難しいと思われますが、一応一人でやりくりしていく人のことも考慮し、以下二つのモデルを考えて生活にかかる費用を算出します。

 

・親からの支援があるので、ある程度の生活は保障されるものの
学生の身分をわきまえた暮らし
(ある程度必要な資金)

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・完全に切り詰めた一人暮らし
(最低限必要な資金)

※具体的な金額を表示する際は上記のモデルを考慮し算出しています。

 

まず一人暮らしにかかる費用ですが、大まかに分けて初期費用と月々の費用の二つに分けて考えていきます。

 

高校生が一人暮らしを始める際にかかる一般的な初期費用

初期費用は以下五つに分けて考えられます。

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  1. 敷金(退去時のクリーニングや修理代などに当てられる費用)
  2. 礼金(大家さんに賃貸に住まわせてもらうという意味での謝礼金※日本の文化に根付いているもの)
  3. 家賃(住み始める際、家賃の1・2か月分を先に振り込むよう要求されることが多い)
  4. 火災保険料(2年間15000円程度 ※賃貸契約が2年更新の例)
  5. ガス初期納入金(一万円ほど要求されますが、退去時に返金される)
  6. 家電

※敷金礼金は基本的にかかりますが、一部の物件でかからないところもあります。大体どちらも家賃一月分はかかると考えましょう。

 

4・5は少し特殊なので、今回は1・2・3を賃貸の初期費用として考えましょう。

 

高校生の賃貸にかかる一般的な初期費用

関東圏内で具体例を挙げておくと、

大体4万円くらい出せばいい物件には住めないものの、一人暮らしは可能です。ですが、都内であれば、ある程度まともな物件を選ぶとすると、1Kでも5,6万以上はします。ちなみに今回は間取りを1K・1R前提として考えています。(そんな値段で住めるの!?って思う人もいるかもしれませんが、案外探せばサクッと出てくるものです。)

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以上のことから敷金・礼金を少なく見積もっても8万円必要となります。そして物件にもよりますが、一月分または二月分の家賃を先払いする必要があるところもあります。

 

つまり家賃関連のものだけで、敷金・礼金・家賃先払い費(一月と仮定)の三つを合わせて12万円くらいかかります。ですが、「賃貸 初期費用 10万円以下」などで検索すれば、該当する物件もあるので、賃貸関連の初期費用をなるべく抑えたい場合は活用しましょう。

 

家電の初期費用

次に家電を考えましょう。家電で必要最低限のものは冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ。

家電は新品を購入する場合、初期費用として最低でも2.5万円はかかります。

 

高校生が一人暮らしを始める際の一般的な初期費用

上記で紹介したものを全て考慮に入れた値段は以下のようになっています。

12万円+1万円+0.5万円+2.5万円=16万円

 

ある程度余裕を見て、16万円~20万円を見積もっておいた方がいいですね。

 

初期費用を安く抑えるポイントは?

先ほどは一般的な初期費用のお話をしましたが、今回は具体的に初期費用を安く抑えるポイントをお話します。安く抑えるポイントは大きく分けて、敷金・礼金を抑えるものと家電費用を抑えるものの二つのポイントがあります。

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敷金・礼金に関しては簡単なもので、敷金・礼金がかからない場所を探すと手っ取り早いです。これで大きく初期費用を抑えることができますね。

 

家電費用を安く抑えるポイントは、

  • 家電がすでに備え付けられている物件を探す
  • 家電をヤフオクやリサイクルショップ、ジモティーなどのサービスを利用して抑える。

この二つの方法があります。是非参考にしてみてください。

 

 

高校生が一人暮らしする際にかかる月々の費用

一人暮らしをする際にかかる月々の費用というのは、

  1. 家賃
  2. 食費
  3. 光熱費
  4. ガス
  5. 水道代

 

食費・光熱費・ガス・水道代などですが、一万円生活を見ているとわかるように、本気を出せば一万円内に収めることも可能ですが、かなり修行僧じみた生活になります。笑

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一般的には関東圏内で

  • 食費:15000円
  • 光熱費:3000円
  • 水道代:2500円
  • ガス代:4000円 ※自炊を想定

程度はかかります。もちろん季節によって上下します。

なので、家賃を含めて計上すると、大体6.5万円くらい必要になります。

 

月々の費用を安く抑えるためのポイントは?

ちなみに一部の物件で、光熱費と水道代が家賃込になっている場合もあります。ですが、その場合は家賃が割高になりますね。ちなみに地方にいくと、水道代がかからなかったりするので、そこは家賃と同様、土地の条件によってかなり変わってきます。

 

なので、水道代・光熱費を含めた少し高めの家賃を払う方が良いのか、別の方が良いのかしっかり吟味する必要があるので、住む地区のことをさっくり調べて決めましょう。

 

【まとめ】高校生が一人暮らしでかかる費用はどれくらい?

先ほどまでの情報を全てまとめると、大体以下のような感じになります。

  • 初期費用:16~20万円
  • 月々の費用:6~8万円

 

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高校生が自分一人で一人暮らしにかかる費用を賄うには?【シミュレーション】

今回は初期費用を除いて毎月家賃込みで7万円必要だったと仮定します。

そして関東県内の高校に通うと仮定し、バイト代を時給900円とします。

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そうすると月に78時間ほどバイトに入る必要があります。一月を4週とし、そのうち土日のどちらかを8時間バイトに充てると、32時間バイト時間を確保できます。残り46時間は平日に入る必要があるので、平日のうち一日休みの日を作るとすると、4日/1週間を4週分として一月に4×4=16日働くことができます。なので平日3時間働くことができたら何とか生活できますね。

 

ただ、学校が終わる時間16時とすると、バイトが終わり帰るのは大体19:30時以降。自炊とお風呂に1.5時間かかるとして、休み始められるのが21時くらいからです。

 

起床時間を朝の7時とすると、就寝時間は24時には寝たいと思うので、実質的に自由に使える時間が3時間しかありませんし、毎日そこまで働いていると、最低限一時間程度は休憩の時間は必要です。となると、残り2時間で学校の宿題であったり、テスト前ならテスト勉強をこなしていく必要があるので相当ハードな生活になります。

 

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高校生が一人暮らしするのに学校の許可は必要?

恐らくですが、大半の学校の規則に「一人暮らししてはならない」というような規則はないと思います。学校は勉学を学ぶ場であり、そのため秩序も保つ必要があるので、学校の秩序を学生に乱されないようにするため校則などがありますが、一学生が一人暮らししようとも学校の秩序が崩れる可能性はあまり高くありません。

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親の承諾なしに高校生のカップルで一人暮らししている方にお泊りした、または一人暮らし中に未成年で禁じられている飲酒・喫煙などの行為を行ったなどが実際に起こったことがある学校では規制があるかもしれません。

 

ですが、念のために教員を通して伝えておくのが良いと思います。極端な例外でない限り、一人暮らしを始める際には親の承諾を得ることになると思いますので、教員から親に伝えられることも考えられるため、事前に申し出ておくと後々トラブルが起こることは避けられます。

 

どうしても知られずに始めたい場合は、学校側に「一人暮らしを始める際は知らせること」のような旨の規則等がないことを確認しておくと、後から何を言われても「そんな規則はなかったので、申請の必要はないと考えていました」と言えば、あとは教師が何を言おうと無意味です。

 

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【一人暮らしをしたい高校生に向けて】両親の説得の仕方

やむを得ず一人暮らしを始める高校生がいる一方で、親離れの一つとして、一人暮らしを始めたいと思う高校生もいると思います。今まで説明してきたのでわかってもらえると思いますが、親の協力が無ければ、高校生が一人暮らしをするのはかなり難しいものがあります。世帯それぞれの家庭環境もあるので、一概に一人暮らしを肯定・否定はできませんが、両親の説得方法を考えていきます。

 

どのようにして両親を説得するのかということですが、一番良い方法は、

★一人暮らしをせざるを得ない高校に進学する

ということ。

 

もう入学してしまっている場合は、一人暮らしのメリットを伝えることが必要になってきます。両親も男女なので、説得の方法が変わってきます。基本的にこの記事に書いてあるようなことを調べ上げ、どれだけ一人暮らしをしたいのかという熱意を伝えることがポイントとなるかと思いますが、両親のどちらにも効果的な説得方法からお伝えましょう。

 

【高校生でも一人暮らしがしたい!】両親の説得方法

まず、大半の親が高校生の子に望んでいるのが学力の向上です。これを一つの説得の材料として活用します。色んな方法がありますが、

  • 実際に一人暮らしの成功事例を挙げる(成績が上がったなど)
  • 成績の向上と引き換え条件に一人暮らしの提案を行う(次の期末で10位以内に入ったら一人暮らしさせて)

これが鉄板だと思います。

 

【高校生でも一人暮らしがしたい!】母親の説得方法

・同情を得る(例:年頃だからお父さんと暮らすのが無理…)

男性脳・女性脳の話になってきますが、女性の場合は同情心に訴えかけるのが良いと言われています。なので、嫌いなものや好きなものを母親と共感したうえで説得するのが良いでしょう。

 

【高校生でも一人暮らしがしたい!】父親の説得方法

・具体的数値を挙げて、説得する

男性は具体的な数値を引き合いに出されて説得されると受け入れる傾向にあると言われています。両親の説得法に絡めて説明すると、例えば一人暮らしを始めた高校生の成績の推移のデータをどこかで探しだし、実家暮らしの高校生と比べてテストの平均点が高いことなどが判明したとします。

 

そうすれば、そのときの具体的な数値が説得の材料となりますし、さらにどうして一人暮らしの人の成績が高いのかを説明できたとしましょう。

(例:一人暮らしは、どんな状況でも家事を切り盛りする必要があり、そのためウィルパワーが増えていく。そのため勉強に必要な集中力も養われるため、時間のない状況でも高いパフォーマンスを発揮することができる。)

【参考:ウィルパワー

 

イケル気がしてきますよね!笑

 

高校生になったら無条件に一人暮らしを始めたい欲、凄くわかります 笑。僕もそうだったので。ただ実は、想像以上にお金がかかることを認識してもらえたと思いますし、それでもやっぱり一人暮らしをしたい人はしっかり親御さんからの協力を得る必要があることもわかってもらえたと思います。

 

始めるのも一苦労ですが、実際にやるのはもっと苦労します!一人暮らしをやっていくなら覚悟を持って、親御さんに感謝して始めましょう!