ズッキーニの栄養と食べることによって得られる効能は??
ズッキーニ、夏野菜として有名ですよね。ズッキーニは瓜科の植物ですが、実は原産国など
がわかっておらず、南米が原産で、品種改良されたものではないかと言われています。
まず一つ目の効能ですが、ズッキーニは瓜科なので例に漏れず、体温を下げる働きがあります。
瓜科の野菜って、体温を下げると言われているって言っても、そこまでの効果は無いだろうと思い
去年の夏くらいにきゅうりを食べまくったことがあるのですが、普段冷房を付けずに夏を乗り切って
いたとはいえ、
本当に冷房の必要性を感じないほど、体のほてりが取れて気持ちよく昼寝ができた記憶があり
ます。(室内温度はたぶん35℃くらいでした 笑)
なので、瓜科の体温を下げる効果は馬鹿にならないと思います。食べ過ぎると、冷え過ぎて逆に
良くない場合もあるみたいです。瓜科としての体温を下げる効果の次は栄養について話して
いきましょう。
ズッキーニに多く含まれる栄養素、カリウム
ズッキーニにはカリウムが多く含まれます。カリウムには体内の余分な塩分を排泄する働きが
あり、そのため高血圧にも効果があると言われています。
またカリウムには長時間の運動などによる筋肉の痙攣を抑える働きがあるそうです。中学生、
高校生のお子さんがいらっしゃる方には是非とも料理に取り入れてもらいたいですね!
ズッキーニの栄養はまだまだそんなものではありません。次にビタミンCを多く含んでいることから
風邪をひきにくい体にして、肌荒れなども抑えてくれます。疲労回復の効果もあるみたいですよ!
そして、ズッキーニ含まれるβカロテンやビタミンB類などが体内の新陳代謝を促し、老化防止にも
繋がるそうです!
きゅうりにも入っているズッキーニの栄養素は食べ過ぎると毒?
でも注意してほしいことが一つだけあります。ほとんどないそうですが、たまにズッキーニで食中毒
を引き起こすほどの苦味成分を有するものがあるらしいです。(実際に事例があります。)
そもそもズッキーニには、ククルビタシンという苦味成分が含まれており、若干の苦味があるそう
です。で、普通は気にならない程度の苦味らしいのですが、
たまに物凄く苦いものがあるらしく。それを食べると、食中毒を引き起こす可能性があるそうです。
で、お察しのとおり、ゴーヤなどの瓜科の植物にもこの成分は含まれています。ゴーヤには
ククビタシンの他にモモルデシンという苦味成分が含まれているそうです。
ゴーヤなどが主に加熱処理して食されるのはこの苦味成分を弱めるためだと思われます。
慣れない人が苦味成分を多く摂ると、食中毒にかかるみたいなので、ゴーヤを生で食べる人は
そんなにいないと思うので、そこはまだしも、ズッキーニなどで苦味を強く感じた場合は、
食中毒を避けるためにできるだけ食べないほうがいいと思われます。
市販されているものにはそういう、食中毒を引き起こすようなものはほとんどないそうなので、そこ
のところは安心して食べて大丈夫そうですね!
で、このククルビタシンというのはかなり多種です。ウィキペディアなんかでは、MとNを除いた、
ククルビタシンA~Tまで紹介されています。
中でもきゅうりなどに含まれるククルビタシンCは抗癌作用があることで知られています。
恐らくククルビタシンというくくりにされている栄養素は全て苦味があるし、食べ過ぎると食中毒を
起こしますが、適量だと体には良い効果をもたらしてくれるので、是非とも取り入れたいですね!
ズッキーニの栄養による効果を最大限に得るためには…
ズッキーニは加熱処理して食べるのが一般的です。そして、ポイントは加熱処理の際、ちゃんと
油で炒めるということです。
どうして油で炒めるのが良いのかというと、油で炒めることにより、ズッキーニ含まれるカロテンが
体に吸収されやすくなるからなんです。
そして、そのズッキーニをちゃんと油で炒めて料理に取り入れる方法ですが、、、
まず、夏野菜とかズッキーニとか言ったら、夏野菜カレーやラタトゥイユが思い浮かび
ますよね。
以下の記事で、ズッキーニの栄養をしっかり生かしたレシピのことなどについて書いています!
良ければ参考にしてみてください!